日ごろお仕事などで1日中、机に向かっていますと、いつの間にか腰痛が起きてしまい、仕事に影響が出てくることがあります。
特に締め切りが近づいてきて、連日のように遅くまで仕事をする場合は余計その痛みが増してくる気がしますね。
あまり痛みを我慢していますと、やがては単なる腰痛だけでは済まされなくなってしまうことがあります。
できればそうなる前に何か手を打っておく方がよさそうですね。
腰痛というのは年齢によるものと、姿勢によるものがあるとのことです。
年齢が高ければ当然腰痛が頻繁に起きることが想像されますが、中には若い世代の人にも腰痛持ちの人がいます。
少しでもこの痛みを和らげることができたら、と考えていらっしゃる人も多いのではないでしょうか。
ここからはそんなあなたの悩みを、少しでも解消出来たらとのお悩みの方々に、私が実践してきたことを中心にお伝えしたいと思います。
最後までぜひご覧いただきたいと思います。
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テレワークではなぜ腰痛が起きるのか?
それでは最初にこのテーマでお話を進めていきたいと思います。
腰痛はある程度の年齢になると、どうしても避けられないこともあります。
老化による腰痛の発症は誰にでも起きることが分かっています。
一方、若くても腰痛に悩んでいらっしゃる人も、決して少なくありません。
それは姿勢に要因があると言われています。
特にテレワークのような一定の姿勢で、一日パソコンの作業をしている場合に、体の一部が硬直してしまい、そこから腰痛が始まってしまうこともあります。
ここではどんな姿勢が腰に負担をかけるのか、専門に研究をしているお医者さんのアドバイスをご紹介しましょう。
まず最初は慢性腰痛についてです。
パソコンを長時間続けて使って作業する場合、腰が鈍く痛む場合がありますね。
腰が重だるいとも感じる時がありますが、このように腰の鈍痛や重だるさが、長時間続くのが、いわゆる慢性腰痛ということになります。
これを予防するには、腰に負担をかけない姿勢が大切だと言われています。
では腰に負担をかけない姿勢とは一体どのようなものなのかといいますと、人間の体を支えている背骨ですが、これには24個の椎骨、仙骨、尾骨というものが重なって構成されています。
椎骨というものは頸椎(首の骨のこと)、胸椎(背胸の部分のこと)、腰椎(背骨の腰の部分のこと)に分けられています。
人間の体を横から見た場合、ゆるやかにS字の湾曲を描いています。
特に腰椎というのは、上半身の体重をここで支え、跳んだり跳ねたりしたときの衝撃を吸収する、とても重要な役割をしています。
そのため腰椎にはいつも大きな負担が掛かっていることになりますね。
その役を果たすために、腰椎は前方に湾曲をしているのです。
この湾曲のことを「腰椎前弯」と呼んでいます。
今分かっているのは、この腰椎前弯が失われてしまうことにより、腰痛が起こるということです。
腰椎前弯が失われることによって、腰には大きな負担がかかり、椎間板というものに偏った負荷がかかりますので、その際、中にあるゼリー状の髄核が押し出され、腰の鈍痛や重だるさという状態が起こってしまいます。
椎間板ですが、これは椎骨同士の間にあって、いわばクッションの役割をしているもので、軟骨で組織されています。
腰椎前弯が失われるのは、主に背中や腰が丸まっている姿勢の時に起こります。
一番注意が必要なのは、座っている姿勢にあります。
パソコン作業をしていますと、画面に集中するために、どうしても上半身が前に行ってしまうことが多く、気が付くと腰が丸まっていることがよくありますね。
以上のように、知らない間に腰に大きな負担をかけていることがあり、それに気が付かないで長時間の作業をしていることになるわけで、腰痛の一番の要因と言われています。
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テレワークの敵、腰痛を治す方法は?
そこで考えることは、どうしたら腰痛を治すことができるかです。
先ほど述べたような悪い姿勢や動作が習慣になってしまいますと、次第に背骨がゆがんできますので、腰椎前弯が失われることで、こわい慢性腰痛になってしまうことが分かりました。
これを踏まえて腰痛を治すにはどうしたらいいでしょうか、考えてみましょう。
一番肝心なこと、それは悪い姿勢を正しい姿勢に治すことです。
例えば椅子に座る際、胸をできるだけ引き上げること。
腰椎前弯を強調した腰入れの姿勢を取ったら、少しずつ中の力を抜いて、最も安定する姿勢を保ってみましょう。
床にじかに座る場合は、胡坐をかかずに正座をすることで、腰椎前弯を保ちやすくなります。
ついでに立った姿勢についてですが、胸をそらしておなかを突き出して腰椎前弯を強調させ、過剰な前弯を減らすことが大切です。
この時、おなかを引っ込めてお尻に力を入れるようにします。
腰椎前弯を保つ姿勢を自分で身に着けることができれば、腰への負担が減ってきますので、慢性腰痛が改善してきます。
猫背の場合でも椎間板への圧力が後方に掛かることになり、やはり中にあるゼリー状の髄核が、主に後方へ押し出され、繊維輪が痛むことによって腰痛を招きます。
腰というのは人間にとって土台という感じで大切な所ですので、日ごろから腰椎前弯のある正しい姿勢を身に着けることが大切です。
腰痛防止の体操をするよりも、何べんも言っているように腰椎前弯を保つことです。
ついでに申しておきますと、猫背や前かがみでどうしても長時間作業をしなければならない場合には、時々真っすぐ立ち上がって腰を後ろに5回から6回反らしてみましょう。
つまり意識をして腰椎前弯を作ることです。
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1日デスクに座るならこの腰痛防止グッズを使おう!
それではここからは私が実際に使っていて重宝している、腰痛防止グッズをご紹介したいと思います。
イトーヨーカドーでだいぶ前に購入したものですが、骨盤矯正グッズの一種です。(通販でも買えます)
人間の体を徹底的に研究して生まれましたStyleの形状です。
腰をサポートする部分は、カイロプラクターの手の動きを再現しているとのことです。
人体をかたどった曲線が体にフィットしますので、ただ座るだけで正しい姿勢が保たれます。
背骨の自然なS字ラインを支えてくれますし、左右から太ももを包み込んでくれるカーブで、体を水平に保ち、かつ傾きを防いでくれる素晴らしい製品です。
製品名は以下の通りです。
「ボディメイクシート スタイル Body Make Seat Style 骨盤クッション」
商品サイズは幅約42cm、奥行約39cm、高さ約33cmで重量は約1.6kgです。
材質は構造素材がポリプロピレン、クッション材がウレタンフォーム、EVA樹脂、生地はポリエステル92%、ポリウレタン8% となっています。
使い方は簡単で、普通の椅子の座の部分に載せて使うだけですので、後は腰を密着させるようにお尻を奥までぴったりと固定して座るだけでいいのです。
長時間使用しても疲れを知らずに、腰に負担がかかりませんし骨盤矯正が自然にできる、優れた製品です。
色は今、5色を用意しているようですので、お好みの色が選べます。
私は現在、食堂用の椅子の上にこれを載せて使っています。
実は私も以前腰、若い時に「椎椎間板ヘルニア」を患い、以来長年にわたって腰痛には苦しんできました。
今も長時間ブログを作成していますが、この製品で座って作業をしていますが、あまり疲れることはありません。
テレワークでの作業をされていらっしゃる皆様には、ぜひおすすめしたいと思い、ご紹介しました。
ご参考まで製品の価格は、税込みで8,580円です。
以上、ここまでは腰痛防止グッズについてお伝えしました。
最近のテレビでの話題では、新型コロナウイルス感染防止のため、今までの仕事を見直して、通勤せずに自宅で仕事ができるテレワークを採用する会社が増えてきているようです。
中にはどうしても出勤しなければならない職種もありますが、それ以外はテレワークに移行する会社は多くなってきています。
しかしいいことばかりではありませんので、家の中での仕事はやはりご家族の人たちの協力がないと、出来ないと思います。
特に小さなお子さんがいらっしゃるような場合は、仕事に集中できにくいこともあるのではないでしょうか。
現在、日本の各都市では新型コロナウイルスによる感染が、かなり広まってきていますので、お互いに注意をして生活をせざるを得ませんね。
どうしても自宅にいる時間が多くなり、ストレスも募ってきます。
なるべくならあまりストレスをかけずに生活をしていきたいところですが、ここしばらくは、こんな状況がまだまだ続くものと思われます。
現在は医療崩壊が起こらないようにと、日夜懸命に努力をされて長時間診療に当たっておられる医師や看護師さんなど大勢で、頑張っていらっしゃいますね。
感染の恐怖にも負けず、懸命に業務をされている人たちの、ご健康を祈るしかありません。
一日も早く新型コロナが終息するように、祈るばかりです。
そして新型コロナウイルスがこの世界から消えてくれた暁には、世界中の人たちに、東京五輪へ来てもらいたいと思っています。
その時が来るまでは、皆さんで辛抱していきましょう。
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