最近テレビの情報報道番組で、盛んにテレワークが取り上げられていますが、あなたはもうテレワークを行っていますか。
連日のように新型コロナ感染症を取り上げているテレビニュースには、いささか食傷気味な感じがする今日この頃ですが、何とか早く新型コロナが終息して欲しいと思っています。
そのため日本でも特に首都圏では、居酒屋さんやレストラン、ホテルなどが経営の危機に陥りつつありますね。
自粛を行うようにと、国や自治体から要請が出されて久しいですが、一体いつまで続けなければならないのでしょうか。
そんな状況ですが、会社にとってはテレワークで何とか感染の拡大を防止しようと、色々な手を打ってきています。
ここからはテレワークを行う上でクラウドサービスを取り上げていきたいと思います。
どのようなクラウドサービスが存在しているのでしょうか。
どうか最後までじっくりご覧ください。
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テレワークに合うクラウドサービスは何があるの?
最近のクラウドサービス利用状況はどうなっているのでしょうか、調査資料を基に見ていきたいと思います。
結論から申しますと、企業の6割が何らかのクラウドサービスを利用しているとのことです。
その利用目的は営業支援、生産管理などは低水準となっています。
その利用目的を詳しく見てみますと、ファイル管理やデータ共有、電子メール、サーバ利用と続いています。
つまり基本的な業務に関してクラウドサービスが多く利用されているようです。
そして利用している企業の効果を聞きますと、非常に効果があった、ある程度効果があったとの回答企業が、8割超えとなっています。
平成30年の統計によりますと、企業においてテレワークを導入しているか導入予定があるのは、26.3%とのことで、約1/4になっています。
多くの企業ではモバイルワークを主眼にしていて、次いで在宅勤務やサテライトオフィス勤務と続いています。
産業別に見てみると、「情報通信業」「金融・保険業」で伸びています。
その導入率は約4割となっています。
目的としては「定型業務の効率性向上」「勤務者の移動時間短縮」が多く、労働者への配慮がうかがえる結果になっています。
個人では企業に努めている15歳以上の個人の内、過去1年間にテレワークの実施経験者及び実施希望者は24.5%でした。
テレワークを実施できていないわけは「制度がないから」が、56%ということで、その過半数を占めていることが分かりました。
最近では企業だけでなく個人でもブロードバンドを利用する率が高く、情報のやり取りが大容量でも可能となってきています。
通信環境が整えられるのに加えて、クラウドサービスの利用、テレワークの導入により、これからの働き方は大きく変化をしていくことが予想されます。
ここからはクラウドサービスについて、どんなものなのかを改めて確認しておきたいと思います。
クラウドサービスとは、文字通りクラウド(雲)の上でサービスを提供するもののことをいいます。
これにより、利用者側のITの使い方がそれまでの所有することから利用することに、大きく変化してきました。
これまでは利用者は高額なソフトウエアを購入する必要がありましたが、クラウドでは購入する必要がなくなりました。
これだけでもかなり大きなことだと思います。
つまりインターネットに接続できれば、いつでもどこでもどのような端末であっても、ソフトウエアを利用できるようになったのです。
ではクラウドサービスにはどのような種類があるのでしょうか。
大きく分けて3種類のクラウドサービスがあります。
1.SaaS(Software as a Service)
2.PaaS(Platform as a Service)
3.IaaS(Infrastructure as a Service)
それではそれぞれについて詳しく説明していきましょう。
SaaS(Software as a Service)
これはサースと読みますが、これまでパッケージ商品として提供されてきた様々なソフトウエアを、ユーザー側が自分で導入するのではなく、プロバイダ側がインターネットを経由してユーザーに提供するものを利用する形態のことを指します。
ソフトウエアにはアップデートがつきものですが、これもサービスの提供者が行いますので、利用者側は特別意識をすることはありません。
代表的なSaaSとしては、「salesforce.com 」や 「Microsoft Office 365」などがあります。
GoogleマップやGoogle Earth、乗り換え案内サービスなどもSaaSの一種といえますね。
PaaS(Platform as a Service)
これは、パースと読みますが、クラウドで各種のアプリケーションソフトを動かすための、環境を提供するサービスのことをいいます。
簡単に言いますと、アプリケーションが稼働するために必要なOS(オペレーティングシステム)や、ハードウエアというプラットフォームを、ユーザーに提供する形態のことを指します。
その提供方法ですが、そのような環境を専用のデータセンターに用意し、ユーザーに独自のサービスを開発してもらうことです。
アプリケーション開発のテストや管理のための環境を自由に使えるので、企業などのユーザーは様々なWebアプリケーションやモバイルアプリなどを、効率的に作成できるようになります。
代表的なPaaSとしては、「Google App Engine」「Windows Azure」などがあります。
IaaS(Infrastructure as a Service)
これはイァースと読みますが、システムのインフラを提供するサービスのことをいいます。
主に仮想化技術を使いサーバ機能を提供するものです。
サーバの仮想化というのは、提供元の1台のサーバを、あたかも複数台のサーバがあるかのように、分割をして利用する仕組みになっています。
これにより、ユーザーはCPUやメモリ、ストレージなどを必要とするハードウエアのスペックやOSに応じて自由に設定ができますので、特に時間帯やキャンペーンなどでアクセス数が急激に増えたりするようなWebサイトなどで活用されているようです。
代表的なIaaSとしては、「Amazon Web Service(AWS)」「Microsoft Azure」などがあります。
ここからはクラウドサービスにおけるメリットを見てみたいと思います。
購入費用がかからなくなりますので、運営上の費用が少なくなります。
一番大きなメリットは、やはりIaaSではないかと思います。
先ほども申した通り、ゲームサイトやキャンペーンサイトなどでは、ある時間帯によって急激にアクセス数が増えることがあります。
従来の物理環境(これをオンプレミスといいます)では、最大アクセス数に合わせてWebサーバーを構築する必要があります。
しかし、その場合アクセス数が減少したときには、無駄の多いシステムとなってしまいます。
IaaSなら仮想化されたサーバーですから、容量を大きくしたりサーバーをコピーするなどが簡単にできるので、アクセス数の増減に合わせた、より柔軟なシステムを構築できます。
それとソフトウエアやシステム、ハードウエアなどすべてがクラウド側にありますから、利用者としてはサービスを契約して、すぐに使い始めることができることも、大きなメリットとなります。
メンテナンスについても同様で、常に最新の環境を整えられることになります。
従来のオンプレミス環境では、設計や検証などの導入まで、かなり時間がかかりますし、初期費用がほとんどかからずに月額の課金だけで利用ができるなど、予算面でも大きなメリットとなります。
それではどんな点に注意をしてクラウドサービスを活用すればいいのでしょうか。
クラウドサービスを使う際は、IDとパスワードが必要です。
これが第三者に知られてしまいますと、本人に成りすましてアクセスをされ大きな被害が出ることが予想されます。
絶対にアクセス認証情報が漏れないように工夫することと、他のサービスと共通のパスワードを使わないことです。
特にIaaSの場合は、障害が発生したときの補償内容や、サービス提供者と利用者がどこまで責任があるのかについて、確認しておくことも必要です。
以上、ここまでテレワークに合うクラウドサービスについて、お伝えしました。
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あなたにお勧め5つのクラウド!
ここまでお伝えしてきた以外にも、クラウドサービスには様々な種類のものが存在しています。
ここからはご希望の目的に沿って、お勧めのクラウドサービスを5つご紹介したいと思います。
1.GENESISS(ジェネシス)生産管理システム [SaaS]
2.KING OF TIME(キングオブタイム)勤怠管理システム [SaaS]
3.SanSan(サンサン)営業顧客管理、名刺管理ソフト [SaaS]
4.チャットプラス 営業顧客管理、チャットシステム [SaaS]
5.eセールスマネージャーRemix Cloud 営業顧客管理、営業支援システム [SaaS]
それではそれぞれのクラウドサービスについて詳しく内容を見ていきたいと思います。
GENESISS(ジェネシス)生産管理システム [SaaS]
このクラウドサービスは、イー・コモード社が提供する、SaaSの生産管理ツールです。
その特徴ですが、拡張性に富んだ機能を持ち、デザイン性や操作性にこだわるようなユーザーの導入率が高いとの評判です。
機能の網羅性や管理上のカスタマイズにおける拡張性に優れていて、生産管理情報を中心として、経営情報が一元管理できるところが大きな特徴となっています。
さらに案件ごとに収益性の可視化ができることと、海外拠点などでも多くの言語に対応していますので、特に製造系会社にとってはERP(財務や人事・顧客情報など企業の業務をサポートするシステム)の代替としての利用も可能となっています。
ポイントが3つあります。
① シンプル&イージーに操作できること
② SaaSなのに高い拡張性があること
③ 月額固定(25,000円~)で全機能が利用可能なこと
もう少し説明しますと、①はバックオフィス的な業務管理に、操作性と世界観を持たせており、使っている管理者やスタッフに広がりを与えることが特徴です。各種の機能についても業界最大手として包括的にカバーをしていますので、こだわり抜かれたインターフェイスとなっています。
②ですがこれまではERPとしてカスタマイズなくして実現できなかった管理方法についても、フィールドの追加やレイアウトも含めた自由なアレンジが可能となっています。
③についてはオプションなく利用することが可能です。企業内の基幹システムとしての利用だけでなく、複数拠点を持つ上場企業の海外拠点での導入の実績も多くあるとのことです。
KING OF TIME(キングオブタイム)勤怠管理システム [SaaS]
このシステムは、いつでもどこでもリアルタイムで集計が可能なクラウド勤怠管理システムです。
タイムカード、タイムレコーダーからの切り替えで、コスト削減が可能となります。
ポイントが3つあります。
① 誰でも簡単に使えること
② リアルタイムに楽々自動集計ができること
③ テレワーク・在宅勤務や時差出勤の勤怠管理ができること
もう少し説明しますと、①はシンプルかつ分かりやすい画面構成です。すべて使える豊富な機能と、充実した運営管理体制であることと、業務の簡素化とコストダウンが可能であることです。
②はパソコンが苦手な人でも簡単に使えるので、ストレスがたまりません。管理者と従業員の間での遅刻や早退、有給休暇などの勤怠申請、承認も楽にできますし、離れた拠点であってもリアルタイムで一括勤怠管理ができます。
③は今まさに起きている新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、テレワークへの移行が増えてきている状況でも柔軟に勤務スケジュールの導入を可能にする機能が揃っています。
1人から20000人までの社員数に対応、費用は月額で300円~となっています。
SanSan(サンサン)営業顧客管理、名刺管理ソフト [SaaS]
この名刺管理ソフトの特徴は、「名刺管理から働き方を変える」をコンセプトとして作られました。
社内の名刺について一括管理を行うことで、企業の成長を後押しする名刺管理サービスになっています。
数名の企業から大手の企業までおよそ6000社で活用されています。
ポイントが3つあります。
① 法人向けのクラウド名刺管理サービスのスタンダードといえること
② 名刺をスキャンするだけで最高制度のAI名刺管理となること
③ 全社員の人脈を社内で簡単に共有ができること
もう少し説明しますと、①は数名の規模のような中小企業から大手の企業まで幅広く利用されている実績があり、国内シェアは何と83%にも上ります。三井住友銀行をはじめとするメガバンクや官公庁でも導入実績があります。
②は最初のステップとして「名刺をスキャンする」たったそれだけでいいのです。高度なAI技術でほぼ100%完ぺきな精度でデータ化されるので安心ですし、スマートフォンアプリからでも簡単にデータ化が可能となっています。
③は「誰と名刺交換したのか」が蓄積されますので、人脈のデータベースを自動で作成が可能です。すぐに社内で共有できるという強みがあります。
5人から10000人までの社員数に対応、費用は月額で18,000円~となっています。
チャットプラス 営業顧客管理、チャットシステム [SaaS]
このチャットプラスは、チャットサポートツールをホームページやアプリに簡単に埋め込むことができます。
すでに数多くの導入実績があります。
チャットシステムはお客様と相談などをしながら契約に結び付くこともあり、とても重宝なシステムといえます。
たとえプログラミングの知識がなくても、とてもリッチなチャットポットを簡単に作れますので、完全無人での対応やオペレーターのチャットと合わせて、ハイブリッドな運用を行うこともできます。
最安価格帯ですが、ご利用の企業様からのご要望を、どんどん組み込んでいく内、現在では最多機能数を誇るような結果を出すツールになっているとのことです。
ポイントが3つあります。
① 問い合わせが増え満足度が上がること
② 安く利用ができてコストが下がること
③ 多くの利用実績をもとに、最多機能数を誇るること
もう少し説明しますと、①はこれを導入しますと電話やメールだけの時と比べて、一般的に問い合わせが30%から4倍まで増え、満足度は20%程度上昇します。チャットポットで高速に回答ができますので、お客様にとってストレスを感じることなく疑問を解消できることになります。
②はチャットプラスですが、費用は1,500円/月から利用が可能です。ホームページから無料トライアルを申し込みますと、その時からすぐにサービスを試すことができます。チャットは無人運用の他、有人対応をしたとしても電話やメールの20~50%のコストで対応できますので、窓口コストが大幅に削減できます。
③は多くの企業様からのご要望を機能に盛り込みましたので、チャットツールとしては世界的に見ても最多機能数を誇っています。
eセールスマネージャーRemix Cloud 営業顧客管理、営業支援システム [SaaS]
このシステムですが、5000社が導入するソフトブレーンが提供する、営業支援システムです。
日本の営業での現場のニーズに基づいた設計で、定着率も95%という高率を誇っています。
集客・案件・顧客管理・アフターフォロー・分析までの情報を一元化する戦略的な営業支援システムとなっています。
絶えず変化するマーケットや組織の状況に合わせて柔軟に設定の変更ができます。
スマホやタブレット端末、携帯電話などからもスケジュールの履歴の確認や活動報告を簡単にできます。
ポイントが3つあります。
① 5000社が導入、国産ではNo.1の営業支援ツールであること
② 驚異的な定着率95%を誇り、定着支援専門チームが徹底サポートすること
③ 確かな効果で売り上げ192%、営業会議の時間が1/6るになること
もう少し説明しますと、①は使いやすさ満足度調査では、ユーザー評価でNo.1を獲得しました。
特に外出先での利用を想定、スマートフォンに標準対応で入力のストレスを軽減するために、テキスト報告ができるだけ少なくなるように設計されています。
移動中の隙間時間で活用できる優れものといえます。
②は専任の支援チームが、システム導入後から定着するところまでサポートします。国産ベンダートップの5000社の導入実績ですので、成功事例だけでなく過去において失敗したユーザー事例に基づき、陥りやすい失敗やよくある事例をもとに支援を行います。
また、ツールの他にオプションで営業プロセスマネジメントなど教育、トレーニング、コンサルティングメニューも用意、営業全体の改善提案も可能です。
③は導入をされた企業様から導入の前後比で売上が192%、営業会議時間が6分の1になったなどの効果を得られたとのフィードバックを頂いています。
初期費用は0円、ご利用料金は月額6,000円となっています。
以上、ここまではテレワークにお勧めのクラウドサービスを5つご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
尚、さらに詳しく知りたい方は、それぞれのシステム会社のホームページをご覧いただきたいと思います。
新型コロナウイルスの影響で、出社スタイルから一変して在宅でのテレワークが主流となってきました。
ずっと自宅で業務をしていますと、いつの間にかストレスが溜まってくるのも事実です。
くれぐれもストレスから体を壊すことがないことを祈っています。
まだまだ先は長くなるものと思いますので、焦ることなくご自分のペースを保ちながら、出来るだけ楽しく仕事を進めていきましょう。
そしていつの日か再び元のように平和で明るい時が来ることを信じて、お互いに頑張りましょう。
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